広島県内にも緊急事態宣言が出てから、皆様どうお過ごしでしょうか。
なかなか外出できず、体のメンテナンスができない方が多いと思います。
そのため、今回から定期的に家の中でもできるストレッチの方法を紹介していきます。

先ずは、腰痛予防の観点から腰痛に関係する筋肉に対するストレッチの方法を何回かに分けて紹介していきます。
時間があるときにやってみてください。

今回紹介する方法は自分も腰痛持ちですので、定期的にやっている方法になります。
注意として、今現在、腰が動かない、腰に激しい痛みがある方、下半身がしびれている方は、筋肉だけの問題では無い可能性がある為、念のため病院での検査を受けた方がいいかもしれません。
またこのストレッチをやっているから100％腰痛にならない保証はできませんので、ご了承ください。

今回対象となる筋肉は、“腸腰筋”になります。
“腸腰筋”は上半身と下半身をつなぐ筋肉になります。
歩くときに太ももを上げたり、上向きで寝た姿勢から上体を起こす時に働く筋肉になります。
また立つ姿勢を支える筋肉になります。この筋肉があることで後ろに倒れるのを防止しています。
上記の様に、日常生活でかなり働きっぱなしの筋肉なので、ストレッチにより疲れを取ってあげてください。

腸骨筋のストレッチ
【方法】
①顎を引き、背筋を伸ばした状態から、前後に足を開く。
②後ろの足を床につき、前の足は膝を立てて、両手は前の膝の上に置く。
③背筋を伸ばしたまま、徐々に体を前に移動させる。後ろの足の大腿部の前面を伸ばす。
上にイラストを載せていますので、参考にしてください。
イラスト：『痛みが楽になる トリガーポイント ストレッチ&マッサージ』伊藤和憲（著）になります。