1959年のこの日、昭和天皇皇后両陛下が後楽園球場で巨人対阪神戦を観戦しました。
プロ野球の天覧試合はこれが初めてでした。
試合は4対4の同点で迎えた9回裏、巨人の長嶋茂雄が阪神の村山実からホームランを打ってサヨナラ勝ちをするという劇的な物でした。

ちなみにこの試合は本当に劇的で、同点のまま9回に入った時には21時を過ぎていましたが、天皇・皇后が野球観戦できる時間は21時15分までであったため、延長戦に突入した場合は天皇は試合結果を見届けられず、途中退席になる可能性があったのです。
しかし、21時12分、9回裏、先頭バッターの長嶋がレフトポールぎりぎりに入るサヨナラ本塁打を放ち、（5 - 4）で接戦に終止符を打ちました。
長嶋さんはこの試合を選手としてもっとも印象的な試合としています。
天皇・皇后は試合結果を見届けた上で、球場を後にしました。
天皇の観戦は、卑しい職業野球と揶揄されたところから始まったプロ野球が日本を代表する人気プロスポーツとしての地位を得たことを示す契機となりました。

よって本日支店とりかわ権兵衛では御来店時、
「持ってる男は一味違う！」
の一言で生ビール一杯半額！
ソフトドリンクは一杯無料！